最近のキリシマンは、「SDGs」が気になって仕方がありません。
今日は、「2030アジェンダ」の前文について触れてみたいと思います。
この前文には、「SDGs：17のゴール（目標）」の土台となった理念が書かれていることについて触れました。
さらに、ビジネスの力なくして達成できないことであることも…。
「我々の世界を変革する：持続可能な開発のための2030アジェンダ」の前文とは？
キリシマンは、もちろん鹿児島県人なので、鹿児島弁しか話せません。
なので、多少読みやすくなるよう加除修正を加えています。
「2030アジェンダ」は、人間、地球、及び繁栄のための行動計画です。
これはまた、より大きな自由における普遍的な平和の強化を追求するものです。
私たちは、極端な貧困を含む、あらゆる形態の側面の貧困を撲滅することが最大の地球規模の課題であり、「持続可能な開発目標」のための不可欠な必要条件であると認識しています。
すべての国及びすべてのステークホルダーは、協同的なパートナーシップのもと、この計画を実行します。
私たちは、人類を貧困の恐怖及び欠乏の専制から解き放ち、地球を癒し安全にすることを決意しています。
私たちは、世界を持続的かつ強靭（レジストリ）な道筋に移行させるために緊急に必要な、大胆かつ変革的な手段を取ることを決意しています。
私たちは、この共同の旅路に乗り出すにあたり、誰一人として取り残さないことを誓います。
今日、私たちが発表する17の「持続可能な開発のための目標（SDGs）」と、169のターゲットは、この新しく普遍的なアジェンダの規模と野心を示しています。
これらの目標とターゲットは、「ミレニアム開発目標（Mdgs）」を基にして、ミレニアム開発目標が達成できなかったものを全うすることを目指しています。
これらは、すべての人々の人権を実現し、ジェンダー平等とすべての女性と女児の能力強化を達成することを目指しています。
これらの目標及びターゲットは、統合され不可分のものであり、「持続可能な三原則」すなわち経済、社会及び環境の三面測を調和させるものです。
これらの目標及びターゲットは、人類及び地球により極めて重要な分野で、向こう15年間にわたり、行動を推進するものになるでしょう。
「人間」「地球」「繁栄」「平和」「パートナーシップ」についれて…！
◆人間
私たちは、あらゆる形態及び側面において貧困と飢餓に終止符を打ち、すべての人間が尊厳と平等のもとに、そして健康な環境のもとに、その持てる潜在能力を発揮することができることを確保することを決意します。
◆地球
私たちは、地球が現在及び将来の世代の需要を支えることができるように、持続可能な消費と生産、天然資源の持続可能な管理並びに気候変動に関する緊急の行動を取ることを含めて、地球を破壊から守ります。
◆繁栄
私たちは、すべての人間が豊かで満たされた生活を享受することができること、また、経済的、社会的及び技術的な進歩が自然と調和のうちに生じることを決意します。
◆平和
私たちは、恐怖や暴力から自由であり、平和的、公正かつ包摂的な社会を育んでいくことを決意します。
平和なくしては持続可能な開発はあり得ず、持続可能な開発なくして平和もあり得ません。
◆パートナーシップ
私たちは、強化された地球規模の連帯の精神に基づき、最も貧しく脆弱な人々の必要に焦点を当て、すべての国、すべてのステークホルダー及びすべての人々の参加を得て、再活性化された「持続可能な開発のためのグローバル・パートナーシップ」を通じて、このアジェンダを実施するに必要とされる手段を動員することを決意します。
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「持続な能な開発目標」の相互連帯性及び統合された性質は、この新しいアジェンダの目的が実現されることを確保する上で極めて重要です。
もし、私たちがこのアジェンダのすべての範囲にわたり自らの野心を実現することができれば、すべての人々の生活は大いに改善され、私たちの世界はより良いものへと変革されるでしょう。
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※ 出典「Transforming our world： the 2030 Agenda for Sustainable Development」（外務省仮訳より）
※ 「キリシマンのブログ」は、「持続可能な開発目標（SDGs）」を支援しています。
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